2012年04月06日

判決の結果

3月28日、判決がありました。

結果は、全員が威力業務妨害で有罪でした。
  南さん 懲役1年執行猶予3年
  坂口さん 懲役8ヶ月執行猶予3年
  大谷さん 罰金30万円
  佐藤さんは罰金30万円

 有罪となった理由は、「投票所前で大きな声をあげたり撮影したりしたから」ということです。
しかし、なぜこのような行動をとることになったのか、というそもそもの原因についてはまったく触れられませんでした。

 被告人とされた4人は、2007年の釜ヶ崎の住民票2088人分が一斉削除されてしまった後、住民票を奪われた人たちが選挙時に投票所で住民票を取り戻すことができるよう寄り添い活動してきました。なぜなら、大阪市は一斉削除後に投票所における住民票の復活を約束したものの、その告知や公布活動をまったくせず事実上放置していたからです。

 大阪市の代わりに4人を含む幾人かの人たちは、選挙が近づくと告知活動をし、投票所にはいることを拒否されないように、そして住民票復活のために居住している事実を証言する行動を助けるために、住民票を奪われた人たちに付き添う活動をしてきました。今回、容疑とされたのは2010年7月の参院選のときの行動でした。このとき、投票所前はガードマンや警察が立ち並ぶというこれまでになく住民票復活のために投票所内に入ることが難しい状況でした。そこで4人は2007年以降やってきたことと同じように、投票所内で住民票は取り戻せるので投票しに行くことを知らせ勧める活動をしました。

 その活動が今回有罪とみなされたのです。2010年の参院選だけではありません。2007年以降行なわれてきた告知活動すべてが「投票所の静けさを妨害する行為」とみなされ、不法行為といわれたのです。

 なぜ、このような活動をしなければならなかったのか、この1年間4人が法定で訴えてきた言葉は法の裁きをする方々にはひとつも届かなかったのでしょうか。

いまだに住居に住めず、野宿をしたりシェルターに泊まったりしている方は、住民票を奪われたままです。 

 判決の最後の方で裁判官は、「こんな平和で自由な世の中で大衆的な恣意行動は必要なく、静かに言論で闘うべき」というようなことを言われました。

 仮に平和で自由な世の中であれば、なぜこんなひどいことが行なわれているのでしょうか。わたしたちは、それに対して声をあげる権利すらないということでしょうか。
↓判決文です。

釜ヶ崎大弾圧判決042.pdf
posted by 4・5釜ヶ崎大弾圧救援会 at 23:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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